MOTHER2というゲーム(5)

ゲーム

モンスターもおもしろい

こんにちはトキオです。今回もMOTHER2のニッチな部分の面白さをお伝えしていきます。

MOTHER2の副題は「ギーグの逆襲」と言いまして、ギーグというのが悪の親玉です。

ギーグは主人公たちを倒すために、部下を差し向けてくるのですが、ギーグの部下に加えて、元々悪の心を持つ人々もギーグに悪の心を刺激され敵になってしまいます。

「悪の心を刺激され」という設定がいいですよね。誰もがイジワルな部分って大なり小なり持ってますもんね。

人間だけでなく、動物も凶暴になって襲いかかってきます。

襲いかかってくる敵は、犬といえど倒さなければなりません。

ドラクエなどのRPGでは、敵は「倒します」が、

MOTHER2はやさしいRPGです。

犬などの動物の場合は、「おとなしくなった」ということで、ちゃんと生きています。

主人公たちは少年少女なので、殺生は良くないですよね。

「おとなしくなった」ので刺激された悪の心が収まったのでしょう。MOTHER2はシンボルエンカウントなので、「おとなしくなった」敵以外にも同じ種類の敵はいますが、別個体ということで、「おとなしくなった」敵は、もう悪くならないと考えることができますね。

続いては、町を歩いていると急に追いかけて襲いかかってくる、怪しい人々です。

ギーグに悪の心を刺激されたのでしょう。顔色を紫色にして主人公に猛スピードで襲いかかってきます。

襲いかかってくる人は他にもいます。

この人々は、顔色が悪く正気ではないとひと目で分かるので、悪の心を刺激されてしまったかわいそうな人々です。許すまじギーグの思いを胸に戦闘に勝利すると、

「正気にもどった」となります。

人々を助けるやさしいRPGです。

こだわりが強すぎる敵

ここからは、おそらくギーグの部下と思われるキャラクターのご紹介です。なぜかギーグの部下は色々なこだわりを持つものが多く、今回紹介する方もすごいこだわりがあります。

MOTHER2の敵を紹介する時に絶対に紹介したいとずっと思っていた敵です。

それがこの方「あなのぬし」です。

「あなのぬし」のこだわりをご紹介します。

「あなのぬし」はとあるダンジョンのボスなのですが、そのダンジョンには全部で5匹の「あなのぬし」がいます。

この5匹の「あなのぬし」は全員あることを主張してきます。

それが、背景にも書いている「おれが、5匹の中で3番目に強い」ということです。

「おれがほんとうに、3ばんめにつよい、あなのぬしだ」

と、はっきりと主張してくるやつもいれば。

「2ばんめにつよい、あなのぬしより弱いが、4ばんめにつよい、あなのぬしよりは強い」

と、変則的に3番目に強いことを主張してくやつもいます。

他にも色んな言い方で自分こそ3番目に強いと主張してくる「あなのぬし」ですが、

実は能力的には全員同じなんです。

一番を目指していないし、最下位でもない、自分こそが三番目だという、自己主張が強い不思議な敵に心奪われずにいられません。

なぜ、そうまでして3番にこだわるのかゲームの中では分かりませんが、緊張感があるダンジョン攻略の中、クスッと笑わせてくれる糸井重里さんはすごいです。

まだまだ、印象に残るMOTHER2がありますので、今後も紹介していきます。

MOTHER2は、ニンテンドースイッチのニンテンドーオンラインでプレイできるので、ご興味有る方はぜひプレイしてみてください。ストーリーもいいけど、色んな敵と戦う楽しみもあります。

MOTHER2 ギーグの逆襲 | Nintendo Switchであそぶ | 任天堂
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