状態異常も面白いです
こんにちはトキオです。今回はMOTHER2のユニークな状態異常についてご紹介します。
RPGにとって状態異常って、やっかいで面倒くさいですよね。毒にかかると治さないとHPが減るし、アイテムや回復魔法がなければ、町に帰らないといけなかったりして。
MOTHER2も他のRPGと同じように状態異常にかかると回復しないと戦闘が不利になるので面倒くさいのですが、状態異常にも色んな種類があってユニークな状態異常もあります。
ユニークな状態異常は、面倒さを面白さが超えてきます。
面白いやつをちょっとご紹介します。
キノコ
MOTHER2のユニークな状態異常といえば「キノコ」です。
キノコの敵が胞子を巻いて、主人公達の頭にキノコを生やしてきます。
キノコが生えると、戦闘中にたまに味方を攻撃してしまったりして、やっかいです。
しかし、キノコの真の恐ろしさは戦闘後の移動にあります。
移動はコントローラーの十字キーで行いますが、キノコが生えると移動が上が下になったり、右が左になったりするのです。
だったら、コントローラーを逆さまにすれば良いじゃないかと思いますよね。
キノコは甘くなく、一定時間で上が右になったり、左が上になったりして混乱するのです。
しかもMOTHER2はシンボルエンカウントなので、キノコのせいで敵に突っ込んでしまうなんてことも。
そんな面白いけど、ちょっと面倒なキノコは、アイテムや特技で回復することができません。
病院にいるヒーラーやきのこ狩りに来た少女にキノコを買い取ってもらうことで、回復することができます。
1個50円です。人間の頭を養分にしたキノコって美味しいんでしょうか。
そして、キノコに養分を吸われた主人公達は大丈夫なんでしょうか。
日射病
MOTHER2では、砂漠を歩くこともあります。砂漠は太陽がサンサンと輝いているので、長く歩いていると日射病になってしまいます。
日射病は毒と同じようにHPが徐々に減ってしまうやっかいな状態異常です。
回復はアイテムと特技のどちらでも可能です。
回復アイテムは「濡れタオル」です。
ゲームも現実も一緒ですね。体温が上がったら、濡れタオルで身体を冷やしましょう。
ゲームだからと主人公たちを酷使していると、日射病になりますよ。キャラクターを大事にしましょうという、製作者側からのメッセージかもしれないですね。
戦闘不能
続いては、戦闘不能です。戦闘不能の効果はドラクエなどのRPGと同じです。
ドラクエなら戦闘不能のキャラは棺桶に入っていて、仲間に運んでもらいます。そして教会で復活させてもらいます。
他には戦闘不能のキャラは移動中は表示されない、というゲームもありますね。
MOTHER2はひと味違います。
戦闘不能のキャラは移動時に魂がついてくるんです。
そして、身体は一足先に病院に重体で運ばれているのです。
復活させるためには、病院に行って治療費を払えば復活します。
病院には救急車で運ばれているようで、病院につくと看護師さんから
「〇〇さんなら、先ほど運び込まれました。意識がもどらないんですが。」
と言われ、治療費を請求されます。
ゲームとは言え、世知辛い世の中です。
ホームシック
最後は、主人公だけかかる「ホームシック」です。
主人公が戦闘終了後にたまになってしまいます。
ホームシックになると家が恋しくなったり、ママに会いたくなったりして、何も行動しない時があります。
行動しない確率は低いので、ほっといても良いのですが、主人公は攻撃力が一番高くて、主人公が機能しないと苦戦するので、できれば早めに治しておくほうが楽です。
回復方法は唯一つ、実家のママに電話して話をすることです。
主人公は13歳の少年です。長く旅を続けるとホームシックになっても仕方ないですね。
ホームシックになったら、早めにママに電話してあげるのが大事ですね。
MOTHER2は、ニンテンドースイッチのニンテンドーオンラインでプレイできるので、ご興味有る方はぜひプレイしてみてください。とりあえず町の人全員と話すだけでも楽しいですよ。
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