メダカの赤ちゃん

アウトドア

メダカの卵を見つけたら

こんにちはトキオです。前回はメダカの飼い始め方を紹介しました。今回はメダカが卵を産んでから赤ちゃんの育て方をお伝えします。

メダカは4月〜10月の間に水温が18℃以上で日照時間が12時間ぐらいになれば卵を産みます。メダカの卵は黄色っぽい色をしていて、一度に10個ぐらいを産んでお腹に付けたまま泳いでいます。

産まれた卵は、そのままにせず親のメダカ達とは別の水槽に移す必要があります。水草に卵が付いていれば水草ごと別の水槽に移してあげてOKです。水草と一緒に移せば赤ちゃんが産まれてからも育ちやすい環境が整います。

お腹に付いている卵は、メダカを網ですくって手のひらで優しくこすると簡単にとれます。力加減に気をつけて優しくお腹からとって、親とは別の水槽へ。

なぜ親とは別の水槽に卵を移すかというと、産まれたての赤ちゃんを大人のメダカが餌と間違って食べてしまうからです。もちろん食べられずに大人に成長する赤ちゃんもいますが、きちんと大人に育てたい場合は、赤ちゃん用の水槽を用意することが重要です。

一つだけ注意があります。卵はたくさん産むので、嬉しくてついつい卵をたくさん赤ちゃん用の水槽に移してしまいがちですが、ここが注意なのです。当然ですが、卵は一つに付き一匹のメダカが産まれます。つまり、20個の卵から20匹のメダカが育つのです。

前回お伝えしましたが、メダカの水槽(30cmぐらい)は10匹ぐらいが目安なので、20匹産まれると水槽を2つ買い足す必要があるということです。中には卵から孵化しないものもいますが、ほとんど孵化して育ちます。なので、つい嬉しくて卵をたくさん孵化してしまいたくなりますが、ぐっとこらえて本当にメダカを最後まで育てることができるか確認して卵を孵化させましょう。

卵は4月〜10月の間に結構な数を産むので、焦らずに落ち着いて欲しい数の卵を孵化させることにしましょう。

メダカの卵が孵ったら

卵が産まれてからしばらくすると、卵の中に目があるのが分かります。そう赤ちゃんの誕生です。卵の中でだんだんとメダカの形になってきて、大体10日ぐらいで卵から出て赤ちゃんが産まれます。

赤ちゃんは最初ものすごく小さいですが、とってもかわいいです。産まれてから3日ほどは餌はいらないので、3日目から赤ちゃん用の餌を1日に3回ぐらいに分けてあげるようにします。餌はしっかりあげるようにしましょう。

そうして、1cm以上の大きさになれば赤ちゃんを親と同じ水槽にもどしてあげても、食べられることはないので大丈夫です。

メダカは大体3年ぐらいは生きるので、メダカの赤ちゃんを積極的に育てる年とそうでない年を計画的に行うことがおすすめです。

そんなことを人間が考えていても、メダカの繁殖力は強いですから、卵を別の水槽に移さなくても赤ちゃんが育つこともあります。

我が家では、ある年に卵を別水槽に移すことをやめた年がありましたが、大量の赤ちゃんが育ってしまい、メダカが2倍に増えたことがありました。このままでは過密で亡くなってしまう可能性が高くなったので、仕方なく新しい水槽を買うということがありました。しかし、メダカは育てやすいので水槽が一つ増えても負担はそれほど増えないのでなんとか育てることができています。

いかがでしょうか。生き物を育てていると予想できないことが起こることもありますが、それも含めて家族とともに大事にメダカを育てることで、ハッピーなlifeを送ることができています。ぜひみなさんにもおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました