「心を整える」長谷部 誠さん すばらしい本です
こんにちはトキオです。心に残るすてきな言葉が集まりました。
アラフォー世代のスター、サッカー選手の長谷部 誠さん、みなさんご存知だと思います。日本代表と長年キャプテンとしてW杯で活躍されたことを覚えている方は多いでしょう。
にわかサッカーファンのトキオでも知っているぐらいなので、スターだと思います。
長谷部さんは本も出していて、100万部を超えるベストセラーになっています。「心を整える」というタイトルなので、精神論やスピリチュアルな本なのかなと思っていました。
ですが、どちらかといえば長谷部さんがサッカー選手として、人間として大切にしていることを分かりやすく説明してくれています。
長谷部さんは自分をよく見せようとすることなく、しっかりと自分の芯を持っておられます。その自分の芯も最初から確立されていたのではなく、色んな失敗をとおして築き上げたと本では包み隠さず書いてくれていました。
長谷部さんの思いが伝わってきて、とても感銘を受けました。
読み終えてから気づいたのですが、長谷部さんは本の税を全額ユニセフを通じて東日本大震災に寄付されているのです。
かっこよすぎませんか?長谷部さん凄すぎです。
今回はそんなカッコいい長谷部さんの「心を整える」から、すてきな言葉を2つお伝えします。
「感謝する能力は意識しだいで、いくらでも伸ばせる」 P208
この言葉はまさにそのとおりだと思いませんか?感謝って自分の意思のみで、するかしないかを決めることができますよね。
しかも、どの程度感謝するかも自分自身の裁量ですよね。
人に感謝することの大切さは社会人のトキオは重々承知していますが、なかなか心で思っても、行動に移すことは照れたり、恥ずかしがったりして、後回しにしがちですが、長谷部さんの言葉を読んで、ハっとさせられました。
感謝を行動に移すことは、自分自身の意思だけ決めることができるという事実。しっかりトキオの心のノートに書き留めさせていただきました。
長谷部さんはさらに「感謝は自分の成長につながる」というところまで紹介してくれています。
これからは感謝をしっかり行動に移していきたいと思います。
「常に最悪を想定する」 P160
こちらは、悪いことが起きるかもしれない、失敗するかもしれないという弱気な意味ではなく、何が起きても受け止める覚悟をもつという決心を固める前向きな意味です。
長谷部さんは普段から常に「最悪の状況」を想定しておく習慣を持つことで、何が起こっても心が乱れないそうです。
これはなかなか難しいと思います。誰しも最悪なことや嫌なことから目を背けたいですよね。困難なことから目をそらし、運良く困難なことが起きなかったとしても、それは偶然発生しなかっただけで、困難を乗り越えたことにはならないですよね。
トキオはすぐに長谷部さんのようにはなれないですが、まずは小さな困難から乗り越えられるように「最悪を想定」して受け止める覚悟がもてるように、努力していきたいです。
いかがでしょうか。長谷部さんの「心を整える」はこの他にたくさんの良い言葉が詰まっています。全部で56の習慣(言葉)を紹介してくれています。なにより、長谷部さんのすてきな考え方に触れることができる良い本です。
この本にある考え方や行動をずっと続けられている長谷部さんは、なんと39歳の今も海外のチームで活躍されています。
長谷部さんの活躍を今後も応援したいです。
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